赤ちゃんポストの名称は「郵便物を投かんするよう」 小池知事が苦言

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 親が育てられない子どもを匿名で預かる「赤ちゃんポスト」(ベビーボックス)について、東京都小池百合子知事が2日、「なにか郵便物を投函(とうかん)するような安易さを感じさせる。本来の目的と少しずれてきている」と述べ、「赤ちゃんポスト」という名称に苦言を呈した。

 同日の定例記者会見で述べた。赤ちゃんポストをめぐる議論に関して、「教育の話や里親制度、児相の対応など、全体として考えるもの」とも話した。

 都内では、江東区の医療法人社団が設置計画を進めており、代表が先月22日、都との連携などを求めて小池知事に要望書を手渡していた。この法人社団は都内で小児科や内科などの5医院を経営しており、2024年秋に江東区内に産婦人科医院を設置し、親が育てられない子どもを匿名で預かる計画を進めている。

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