長良川鉄道が客512人分の情報流出 ファイルの使い回しが原因か

山下周平
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 長良川鉄道(岐阜県関市)は30日、社員がメール送信を誤り、利用客512人分の個人情報を流出させたと発表した。送信した先は取引先などに限られており、悪用される可能性は低いという。

 長良川鉄道によると、前日の29日、観光列車の乗客が利用する無料バスの予約のため、運行会社にメールを送った際、不慣れな社員が誤って関係のない取引先や個人にもメールを送信した。この予約業務では同じファイルを使い回していたため、添付されたファイルに2016年以降の利用客512人分の氏名や電話番号などが記載されていたという。

 同社は利用者に謝罪し、ファイルの使い回しをやめるという。

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