コロナ後を見据え地方鉄道サミット 岳南電車など全国5社 富士市
菅尾保
岳南鉄道が走る静岡県富士市に各地の地方鉄道関係者が集まり、ポストコロナを見据えてその将来像などについて意見交換する「地方鉄道サミット in FUJI」が26日、開かれる。同市などの主催で、全国から5社が参加し、利用促進策などを発表する。基調講演やパネルディスカッションも行われる。
参加するのは岳南鉄道を運行する岳南電車(同市)のほか、銚子電気鉄道(千葉)、水間鉄道(大阪)、富士山麓電気鉄道(山梨)、明知鉄道(岐阜)の5社。
芸能プロダクション「ホリプロ」のマネジャーで「筋金入りの鉄道ファン」として知られる南田裕介氏が、「地方鉄道の魅力」と題して基調講演するほか、各社社長らが経営の工夫や地方鉄道の将来などについて意見交換する。
会場は市産業交流展示場ふじさんめっせ。入場無料で午後0時半開場。
午前10時からは「地方鉄道フェア2022」を同時開催。鉄道12社がブースを出すほか、名物駅弁の販売や「富士つけナポリタン」の無料配布(整理券配布)などもある…