大阪の17歳に国際子ども平和賞 日本人初、過去にマララさんら受賞
多鹿ちなみ
オランダに本拠を置く児童権利擁護団体「キッズライツ財団」は14日、子どもの権利擁護などに大きく貢献した若者に贈られる今年の「国際子ども平和賞」を大阪のインターナショナルスクールに通う川崎レナさん(17)=大阪府豊中市=に授与した。
オランダ・ハーグでの授賞式で川崎さんは「この賞は私ではなく、無名の17歳に力をくれたみなさんの努力に贈られたものです」と喜びを語った。
同賞は2005年に創設され、後にノーベル平和賞を受賞したパキスタン出身のマララ・ユスフザイさんや、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんも受賞している。川崎さんは今回、世界46カ国の175人以上の候補者の中から選ばれた。日本人の受賞は初めて。
「かっこいい日本 ずっと待っています」
川崎さんは14歳のときに国…