国内最古の現役車両「モ161号」 19、20日に堺で講談ツアー

井石栄司

 大阪市と堺市を結ぶ阪堺電気軌道阪堺線を走る国内最古級の電車「モ161号」を貸し切りにするツアーが19、20日、堺市内で催される。

 車両は1928年製で、通常営業で走る電車では国内最古という。約20分のツアーでは、講談師の旭堂南海さん、旭堂南湖さん、旭堂一海さんが1人ずつツアーに参加し、堺にまつわるミニ講談を披露する。

 ツアーは、「綾ノ町」を出発して「浜寺駅前」に到着するコースと、その折り返しのコースがある。綾ノ町発のコースは午前10時から2時間おきに3回、浜寺駅前発のコースは午前10時40分から2時間おきに3回。各回先着30人。

 料金は大人1500円、小学生以下1250円。料金には4カ所でドリンクセットなどと引き換えできる券と、南海バスと阪堺電車の市内指定区間で利用できる1日乗り放題券もつく。市内で両日開催される各種イベントにも寄ってもらうのがねらいという。申し込みは堺観光コンベンション協会のサイトや電話(072・233・5258)で…

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この記事を書いた人
井石栄司
横浜総局|行政・経済・中華街
専門・関心分野
地方財政、情報公開