第2弾は新幹線車両基地の裏側を見せます! 摂津市がインスタで紹介
瀬戸口和秀
大阪府摂津市は今月、公式インスタグラムで市内にある新幹線の鳥飼車両基地を紹介する企画を始めた。JR東海の協力を得て、普段は見られない内部の写真や動画を投稿する。
企画したのは、市の若手職員たちでつくる特別チーム「摂津市インスタ隊」。昨年6月に市が公式インスタグラムを開設したのにあわせて結成し、現在は6人で活動しているという。
摂津市内はJRや阪急、大阪モノレールの車両が走り、鳥飼車両基地のほかに、新幹線公園や阪急電鉄の正雀(しょうじゃく)工場もある。
インスタ隊は、市の魅力の一つとして鉄道にスポットを当て、今年2~3月に阪急の正雀工場を紹介した。すると、インスタを見た人が3月は、1月の約2・8倍に増加。3月末のフォロワー数も、1月末と比べて約1・4倍となり、反響が大きかった。
そこで第2弾として今月から、新幹線の鳥飼車両基地を紹介する。7月に隊員たちが車両基地の取材や撮影を行い、動画編集などの準備を進めてきた。
投稿は今月1日から始まり、30日まで不定期に続ける。新幹線の洗車風景や、台車枠と輪軸が連結する様子の動画も紹介する。終盤の投稿では、「幸せを呼ぶ」ともいわれる、ある車両も登場する予定という。
インスタ隊は「新幹線が一堂に並んでいる光景は圧巻で、見どころです」「現場で作業される方の格好いい仕事風景を撮影しています。プロの技を見て下さい」とPRしている。