列車がホームのない線路に JR門司駅、乗客1時間余り閉じ込め
小川裕介
JR九州は2日、山陽線の下関発小倉行きの下り普通列車(4両編成)が門司駅(北九州市門司区)構内のホームのない貨物用の線路に誤って進入したと発表した。ホームのある線路に入り直すまで約1時間15分かかり、乗客18人がその間列車内に閉じ込められた。
JR九州によると、1日午後11時25分ごろ、下り普通列車がホームのない貨物用の5番線に進入し、駅構内で止まった。本来ならホームのある4番線に入るが、同社運行管理部が誤った指令を出し、運転士も気づかなかったという。同社は、現場で信号機を調整するなどして作業にあたり、2日午前0時41分に4番線に入り直した。
普段は、大阪から来る貨物列…