路面電車の全国サミットにファン集合 レア車両の撮影会や体験乗車も
寺島笑花
全国の路面電車ファンや行政関係者がまちづくりについて話し合う「全国路面電車サミット」が10月29、30日、長崎市で開かれた。各地の愛好家による20団体など約70人が参加。公共交通と地域の連携について意見を交わした。
サミットは1993年に札幌市で始まり、路面電車のある街でおおよそ2年ごとに開かれている。今回が15回目で、長崎市では2度目の開催。当初は今年1月に予定されていたが、コロナ禍で延期になっていた。
29日は同市常盤町のホテルニュータンダで総会があり、愛好団体らが各地での活動状況や新たに導入された新型車両について共有。その後、コロナ禍での公共交通機関の在り方などについて話し合った。
30日には、長崎電気軌道の…