立憲と維新の幹部が連携強化で一致 すき焼き店で語った「共闘」の夜

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笹川翔平 鬼原民幸
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 野党第1党の立憲民主党と第2党の日本維新の会が臨時国会に限って合意した「共闘」の成果が出始めている。両党幹部はさらに連携を深める方向で一致し、岸田政権と対峙(たいじ)する方針だ。ただ急速に進む連携に絡んだひずみも生じている。

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関わりが相次いで表面化していた山際大志郎経済再生相が辞任した翌日の25日夜。立憲の泉健太代表や維新の馬場伸幸代表ら両党幹部が都内のすき焼き店で会食した。終始、和やかな雰囲気だったといい、「(国会)後半もしっかり連携していく」との認識を確認し、2時間余りの会食は終わった。

 会食には両代表のほかに、立憲からは岡田克也幹事長、安住淳国会対策委員長、維新からは藤田文武幹事長、遠藤敬国対委員長が同席したという。出席者によると、プロ野球日本シリーズなどの話題も上り、にぎやかだったという。

 憲法や安全保障分野など基本…

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