高松に外資系ホテル「マンダリンオリエンタル」進出へ 国内2カ所目

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 【香川】高松市のサンポート地区で建設が計画されている外資系ホテルについて、香港に拠点を置く高級ホテル運営会社「マンダリンオリエンタルホテルグループ」のホテルとなる予定であることが19日、関係者への取材でわかった。開業すれば、同グループの日本国内でのホテルは東京・日本橋に次いで2カ所目となる。

 ホテルはサンポート地区の高松港旅客ターミナルビル北側にある県の未利用地「サンポート高松B2街区」(約5千平方メートル)に建設される予定。県が昨年、商業・宿泊施設誘致のために事業者を公募し、四国電力が今年3月に選ばれていた。今後四電が県有地を約15億円で買い取って建物を整備し、ホテル運営をグループに委託する見込みだ。

 四電は3月、外資系ホテルグループが運営する19階建てホテル(100室程度)を2025年9月ごろに開業する計画を公表し、事業の詳細は今夏に発表するとしていた。だが今年9月、資材価格の高騰などにより建設費用を含む計画を見直す必要があるとして、公表を遅らせていた。

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