ロシアのプーチン大統領が一方的にウクライナの4州の併合を宣言したことを受け、国連安全保障理事会は9月30日、米ニューヨークの国連本部で緊急会合を開いた。
採決にかけられたのはロシアを非難する決議案。「教えていただきたい」。そんな問いかけをしたロシアに、欧米が厳しい言葉を浴びせた。
決議案は常任理事国の米国と非常任理事国のアルバニアが共同で提出した。
ウクライナ東部と南部のロシアの占領地域で親ロシア派勢力が強行した「ロシアへの編入」を求める「住民投票」は違法として、ウクライナの領土に関する変更を一切認めず、ロシア軍の即時撤退を求めていた。
大使は言う「期待しているのか?」
だが、採決には常任理事国の…
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