国連総会で一般討論演説 ロシアへの「温度差」埋まるか

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ニューヨーク=遠田寛生
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 193カ国が加盟する国連総会の一般討論演説が20日午前(日本時間同日午後)、ニューヨークの国連本部で始まった。安全保障理事会の常任理事国であるロシアのウクライナ侵攻で、国連の意義があらためて問い直されるなか、新型コロナウイルスの感染拡大後、3年ぶりの本格的な対面形式での開催となった。

 グテーレス事務総長は冒頭の演説で、「地政学的な分断が国際法、民主主義制度への人々の信頼、国際協力を損なっている。協力と対話が前進への唯一の道だ」と訴えた。

 バイデン米大統領は21日に演説を予定している。バイデン氏ら欧米首脳はロシアを強く非難する見通しだが、中国のほか、ロシアとの関係を維持したい新興国途上国も多い。こうした温度差が埋まるかどうかが注目される。

 国連の19日の発表によると…

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