さぬき市志度の町並みで光のイベント 「源内ランタン電車」も登場
福家司
香川県さぬき市出身の発明家、平賀源内が江戸時代、熱気球の原理を応用して紙風船(ランタン)を作ったと伝えられることにちなんで、同市志度の「源内通り」を中心に17、18日午後、LEDで光るランタンを使ったイベントが開かれる。高松琴平電気鉄道(ことでん)の電車内を装飾した「源内ランタン電車」も初登場する。
志度寺門前町エリアのにぎわいづくりに向けて活動する市観光地域づくり懇談会が企画した「さぬきバル 源内通り編」。通りの約500メートルに、地域の商店のちらしとして古くから使われた「引札」をデザインしたり、市内外の子どもたちが地元の風景を描いたりしたランタン約250個を路上に並べて「ランタンロード」を作る。通り沿いの平賀源内記念館駐車場では、ワークショップやマルシェなども開かれる。
ランタン電車は市内の美術作家、千田豊実さんがデザインした小型のランタン330個を車内に飾り付けた電車。イベント開催中、琴電志度駅で展示する。両日とも午後6時からランタンに点灯し、同9時22分に同駅を発車し、瓦町駅まで片道運行する。乗車は無料だが、両日午後4時からマルシェ会場で配布する整理券が必要。
イベントは両日午後3時~8時。問い合わせは主催の市観光協会(087・894・1601)…
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