沖縄県議補選、「オール沖縄」支援の新顔当選 県政与党が半数維持

沖縄・本土復帰50年

国吉美香
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 沖縄県議補選(被選挙数1)が11日投開票され、玉城デニー知事ら「オール沖縄」が支援した前那覇市議の上原快佐(かいざ)氏(42)が新顔3人を破り初当選した。

 県議会は与野党が拮抗(きっこう)していたが、上原氏の当選により県政与党が半数を維持した。議会構成(定数48)は選挙前と変わらず与党24(無所属や共産、立憲など)、野党(自民や公明)21、中立3となる見込み。

 補選は、10月の那覇市長選に前県議が立候補することに伴い実施された。ほかには、自民党公認で自営業の下地ななえ氏(42)、無所属でNPO法人代表の糸数未希氏(49)、参政党公認で前那覇市議の仲松寛氏(59)が立候補していた。

 下地氏は、自公の推薦を得て知事選に立候補した佐喜真淳氏と連携して「県政の奪還」を訴えたが、届かなかった。(国吉美香)

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