「ご飯論法」上西教授が感じた首相の「ごまかし」 国葬閉会中審査

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渡辺洋介 遠藤隆史

 賛否で世論が割れる安倍晋三元首相の国葬をめぐる8日の閉会中審査。質問の趣旨をずらした国会答弁を「ご飯論法」と指摘したことで知られる法政大の上西充子教授には、今回のやりとりがどう映ったのか。

 この日の質疑は衆院・参院あわせて計3時間だった。テレビ中継を視聴した上西氏は「国葬は賛否が二分し、多くの論点がある。審議時間が短く、論点を深めきれなかったのは残念だった。丁寧な説明と言いつつ、野党の指摘に的確に答えているように思えず、反対する人たちの理解は到底得られなかったのではないか」と話した。

 ご飯論法とは「朝ごはんを食…

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