鈴木財務相「継続すれば必要な対応とる」 円安進行で発言
急ピッチで円安が進むなか、鈴木俊一財務相は7日午後に報道陣の取材に応じ、「円安方向に一方的に振れていることを憂慮している」と述べたうえ、「今は緊張感をもって推移を見守る。しかし、これが継続すれば必要な対応をとる」と強調した。
鈴木氏は「必要な対応」は為替介入のことかと問われ、「どういう対応をとるかということは、為替に大きな影響を与えることになるので、コメントしません」「必要な対応の中身を問われれば、『必要な対応』は『必要な対応』ということでございます」と述べた。
7日の東京外国為替市場では円安が進み、一時1ドル=144円台をつけた。1998年以来、24年ぶりの円安水準だ。1日に1ドル=140円台を突破したばかりで、急激な円安に歯止めがかかっていない。
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