イランの核開発を制限する核合意の復活に向けて、米国とイランの間接協議が続くなか、イスラエルが「合意復活」に対して批判を繰り返している。敵対するイランに核兵器を持たせないためには軍事行動の選択も辞さない――。そんな姿勢をちらつかせ、外交での解決を強調する米国などに対し、イラン側に妥協しないよう牽制(けんせい)している。
「我々は合意にしばられない。イランが核兵器を持たないように独自に行動していく」
ラピド首相は、間接協議が「近日中」「数週間以内」には決着するのではないか、と報じられた8月下旬以降、イランへのさらなる圧力が必要との考えを繰り返してきた。
■政府高官、相次ぎ米国へ イ…
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