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　JR北海道は10月16日から、札幌駅で新たに11番ホームの使用を始めると発表した。北海道新幹線の札幌延伸に伴い駅南側に新幹線用の線路や高架橋をつくるため、1番ホームを10月15日で廃止する。札幌駅は2～11番となる。

　11番ホームは、10番ホームの北側にできる。JR北によると、多くの列車でホームが変更となるが、ダイヤはごく一部を除いて変わらない。使用開始に向けた工事で、9～10月に一部の列車に運休や行き先の変更が生じるという。

　新幹線高架橋の工事に伴い、駅ホーム下の地上1階地下1階にある商業施設「パセオ」も9月30日で営業を終了する。パセオ内の通路は閉鎖されるが、1階の東西をつなぐ通路と地下1階の南北をつなぐ通路は引き続き通行できる。

　パセオはJR発足後最初の大型商業施設として1989年に開業した。20年3月末時点で衣料品や飲食など193店舗が入居し、19年度のテナント売上高は約203億円。工事終了後にどのような施設になるかは決まっていない。（新田哲史）