ハピラインがロゴマーク発表

柳川迅
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 2024年春の北陸新幹線福井県内延伸に伴い、並行在来線の運営を引き継ぐ第三セクター「ハピラインふくい」が26日、会社のロゴマークを発表した。名刺やバッジ、駅の看板などに用いるという。

 マークは、「ハピライン」と「ふくい」のそれぞれの頭文字である「H」と「F」を組み合わせた。角を丸くした三角形とひし形で構成し、緑色とピンク色を使った明るい印象のものとなっている。図形を規則的に配置し、「安全で安定した鉄道経営を長く続けたい」(小川俊昭社長)という願いを込めたという。

 今年3月の社名内定後に県内のデザイナーに制作を依頼し、社員と検討を重ねて7月に3案を公表。専用サイトで意見を募り、県内外から602件が寄せられた。採用されたロゴマークには「恐竜に見えて福井らしさが感じられる」といった意見があったという。社内で一つに絞り、26日の取締役会で決定した。

 マークには「ふくいとあしたの架け橋に。」というキャッチコピーも添えた。福井市の国際交流会館で会見した小川社長は「県民に愛着をもって信頼してもらえる明るい会社となるよう社名とロゴマークを合わせた形で周知していきたい」と話した。(柳川迅)

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