肥薩おれんじ鉄道・西方―川内間が開通100年 車内に写真展示

具志堅直
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 【鹿児島】熊本県八代市鹿児島県薩摩川内市を結ぶ第三セクター肥薩おれんじ鉄道」の西方駅―川内駅間(薩摩川内市内の17・3キロ)が7月1日に開通100周年を迎えた。記念として通常運行する列車(1両)内の公告スペースに、新旧鉄道などの写真24枚を展示している。来年3月末まで。

 写真は職員や鉄道ファンらが撮影したもの。50年前と35年前、現在の鉄道の違いや駅舎などの沿線の風景を比べられるように並べている。川内駅では、西方―川内区間の記念切符として、通常より少し大きめの硬券を作ってセットでの限定販売も(1セット2200円)。

 肥薩おれんじ鉄道の中居靖幸・主任運転士は「写真を見ながら時代に思いをはせてもらい、新しい発見をしていただければ」と話した。

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