旧統一教会との関係「どこまで意識したか定かでない」 加藤厚労相
衆院厚生労働委員会の閉会中審査が19日に開かれ、加藤勝信厚労相が、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の友好団体に懇親会費を支払った際の認識を問われ、「(自身の事務所が)どこまで旧統一教会との関係を意識していたのかは必ずしも定かではない」と釈明した。立憲民主党の長妻昭氏の質問に答えた。
加藤氏はこれまでに、代表を務める自民党支部が2014年と16年、教団の友好団体「世界平和女性連合」に「会費」として計3万円を支出したことなどを明らかにしている。
この日の質疑でも、加藤氏は地元の支援者の求めに応じて秘書が会費を持参したなどと説明し、「今後はこうした対応を行っていかない」と強調した。