コロナ死者数、6波のピーク並みに上昇 感染者数は減少傾向に転じる

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神宮司実玲 枝松佑樹
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 厚生労働省新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織(アドバイザリーボード)は18日の会合で、直近1週間の全国の新規感染者数は前週比0・87倍で、6月末以来の減少に転じたとの分析を明らかにした。一方、死者数は「第6波」のピーク時と同水準まで上昇し、今後さらに増えることが懸念される。

 18日の全国の新規感染者数は25万5千人を超えて過去最多を更新したが、直近1週間の感染者数は、沖縄県が前週比0・8倍など29都道府県で1倍を下回り、減少傾向が顕著となっている。ただ、四国の4県はいずれも1・1倍を超えるなど地域差もある。夏休みや盆休みで報告が遅れ、感染状況が過小評価されている可能性もあるとした。

 加藤勝信厚労相は会合で、「今年のお盆は多くの人が帰省などをしたので、今後、感染者数増加の懸念もある」と述べた。

 一方、朝日新聞の集計では…

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