JR赤字路線、存続を求め議員連盟の設立を要請 岡山の市議ら
礒部修作
岡山県内でJR西日本の赤字路線となっている芸備線と姫新線、因美線の沿線自治体の市議有志らが16日、各線の利用促進と存続を目指す議員連盟(JR議連)を立ち上げるための要請活動を始めた。鳥取、広島、兵庫を含む4県の計13市町の議会に参加を呼びかけ、10月の発足を目指している。
市議有志は計22人。岡山の新見市議たちが主体で、津山、真庭、美作の各市に加え、広島の3市の市議が名を連ねたという。16日は市議有志の代表世話人の藤沢正則・新見市議らが津山、真庭の両市議会の議長を訪問し、「地域住民の声を我々が大きく取り上げて、訴えていかなくてはならない」などと呼びかけた。
これに対し、津山の津本辰己議長は「申し入れに沿って頑張っていきたい」と応じ、真庭の小田康文議長は全員協議会で対応を検討すると説明した。