3年ぶり帰省「孫の成長見せられた」Uターン思い出詰め日常へ

友永翔大
[PR]

 お盆を新潟県内の帰省先や行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが続いている。JR新潟駅では15日、大きな荷物を抱えた家族連れや見送りの人の姿が多く見られた。

 JR東日本によると、Uターンは14日がピークだったとみられ、15日も混雑が続いた。この日は、午前9時5分発の上越新幹線東京行きの自由席が乗車率100%に。同社の担当者は「普段よりホームに人が多かった」と話す。航路もUターン客で混み合い、佐渡汽船によると、佐渡発の便の乗客が14日から増加。ただ、コロナ禍前の2019年と比べると半分程度にとどまるという。

 神奈川県の会社員男性(38)は家族3人で佐渡市の妻の実家へ3年ぶりに帰省した。「生まれてすぐ顔を見せたきりだった孫の成長を見せられてよかった」と喜んだ。感染の再拡大を受け、観光はせず実家でのんびり過ごしたという。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません