神宮外苑のいちょう並木「後世に残す努力を」 開発計画に専門家指摘

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笠原真
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 東京・明治神宮外苑地区の再開発計画を巡り、都市緑地計画の専門家で日本イコモス国内委員会の理事、石川幹子・中央大教授が15日、都庁で記者会見を開いた。計画が神宮外苑の「いちょう並木」にどれだけ影響を与えるかの検証が不十分だとして、調査の徹底を都や事業者に求めた。

 計画は神宮球場秩父宮ラグビー場を解体して段階的に場所を入れ替え、二つの高層ビルを建てるというもの。事業者の環境影響評価書案では971本の樹木が伐採される。

「並木本来の美しさ、維持できない」

 青山通りから約300メート…

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