「おばあちゃんの漬物食べたい」 にぎわう帰省、手土産商戦にも力

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高絢実
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 新型コロナの感染が広がる中、3年ぶりに行動制限がない帰省シーズンを迎え、JR名古屋駅は11日、故郷や行楽地に向かう家族連れらでにぎわった。

 下り線ホームは、大きな荷物を持った人たちであふれた。岐阜県多治見市の無職中川恵彰さん(66)は、夫婦で関西方面に旅行へ向かうといい、感染対策を徹底した上で「おいしいご飯と温泉を楽しみます」。

 静岡県から石川県の実家へ帰省する女性(41)は「ギリギリまで悩んだが、子どもたちが祖父母に会う機会がコロナ禍で減ってしまい、感染に気をつけた上で行こうと決めた」と話す。小学5年の次女(10)は「おばあちゃんの漬物を食べたいです」と声を弾ませた。

 JR東海によると、下りのピ…

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この記事を書いた人
高絢実
くらし報道部|社会保障担当
専門・関心分野
外国人、在日コリアン、社会保障全般