水分飲めないと受診、顔色悪いと救急車 コロナ拡大で学会が受診目安
神宮司実玲
新型コロナウイルスの第7波の感染拡大による救急や発熱外来の逼迫(ひっぱく)を受け、日本感染症学会など関連学会は2日、救急利用や発熱外来受診の目安を示した声明を出した。
「新型コロナにかかったかも?と思った時にどうすればよいのか」と題し、ポイントをあげた。
オミクロン株について、▽感染した時の症状の多くは4日程度で軽くなる▽重症化する人は数千人に一人程度――と記載。だが、水分が飲めないなど症状が重い場合や、発熱(37・5度以上)が4日以上続く場合は、受診が必要とした。
救急車を呼ぶ必要がある症状として、▽顔色が明らかに悪い▽息が荒くなった▽座らないと息ができない――などを挙げた。
判断に迷う場合には、救急安心センターなどがある自治体は「#7119」にかけたり、行政などが設置している発熱相談窓口などを活用したりすることを推奨している。
記者会見で日本プライマリ・…
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