白地に青と赤のライン、懐かしの105系復活 「出会い楽しんで」
武井宏之
JR宇部線などを走る「105系」の電車に、白地に青と赤のラインが入った懐かしい色の車両が復活し、26日に宇部新川駅(山口県宇部市)で報道関係者向けの撮影会があった。
JR西日本によると、105系は宇部線で1981年から運行され、当初は朱色。国鉄が民営化された87年から30年間にわたり、白地に青と赤のラインだったが、2017年からは現在の濃い黄色に変わり姿を消していた。
復活した車両は11日から運行を始めた。当面の間、「濃い黄色」に交じって、1編成(2両)が宇部線と小野田線、山陽線の一部を走る。運行時間は日によって異なり、「出会いを楽しんで」と桑崎伸彦・宇部新川駅長。
宇部線と小野田線では9月4日まで、宇部市のイベント「まちじゅうエヴァンゲリオン」の一環でスマートフォンを活用したスタンプラリーも実施している。