宝塚トップ月城かなと、背中の名演 愛にかけたグレート・ギャツビー

有料記事宝塚歌劇団

河合真美江
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 この時代の新しいギャツビーが、堂々と誕生した。宝塚歌劇団月組によるミュージカル「グレート・ギャツビー」が7月22日、宝塚大劇場兵庫県宝塚市)で幕を開けた。トップスター月城(つきしろ)かなとが、ただ一つの愛にかけた男の人生を歌で、背中で、存分にみせる。

 アメリカの作家フィッツジェラルドの20世紀を代表する名作は何度も映画化されてきた。1991年に宝塚がミュージカル化して初演、2008年に日生劇場で再演した。宝塚大劇場では31年ぶりの再演となる。

 第1次世界大戦後のアメリカが舞台だ。ニューヨーク郊外の豪邸で夜ごとパーティーを開く謎めいた男ギャツビー(月城)。身分の違いで別れざるを得なかった最愛の人、デイジー(海乃美月〈うみの・みつき〉)に出会うため、非合法の仕事にも手を染めて財をなす。しかし、彼女は富豪のトム(鳳月杏〈ほうづき・あん〉)と結婚していた――。

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 再会したギャツビーとデイジ…

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