四季に抱かれ、五感に響く地の味 地産の醍醐味伝える皿の数々
田中慶一=ライター
■SETTAN(兵庫)
「市街から1時間足らずでガラリと空気が変わる、この道のりも楽しみの一つ」というここは、オーナーシェフ・吉田繁雄さんの生まれ故郷。
20年前の渡仏修業時代、小麦畑のただ中に立つオーベルジュの在り様に心動かされ、独立するならこの地でと秘めた構想を実現した。
時に自生する食材を採ったり、農家で収穫に携わったり。地産の醍醐(だいご)味を伝える皿の数々は、店名が表す“摂・丹”の恵みのフルコースだ。
その幕開けに登場したのは…
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