仲邑菫二段、史上最年少タイトルにあと1勝 女性最強の棋士を破る

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大出公二
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 囲碁の「第7回扇興杯女流最強戦」の準決勝が15日、滋賀県東近江市で打たれ、仲邑菫二段(13)が藤沢里菜女流三冠(23)に264手までで白番1目半勝ちし、17日の決勝にコマを進めた。勝てば男女通して史上最年少のタイトルホルダーになる。

 扇興杯は女流5タイトルの一つで、唯一トーナメント制を採用している。ディフェンディングチャンピオンで女性最強の呼び声が高い藤沢に対して、仲邑は今年4月の初対局から3連敗していたが、タイトル戦準決勝の大舞台で初勝利を挙げた。「(藤沢)里菜先生が得意のヨセ勝負で勝てたのは自信になりました。練習碁ではめちゃくちゃ勝率が悪くて、実力的にはだいぶ差があると思いますけど、(本番の)持ち時間の長い碁のほうがいい勝負ができると思ってました」と話した。

 17日の決勝の相手は、牛(…

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