第24回防衛力強化、賛成7割超 「敵基地攻撃」与党も温度差 朝日東大調査
防衛力強化について、参院選当選者と非改選議員の新勢力では賛成派が2004年参院選での質問開始以来、初めて7割を超えた。防衛力強化を訴える自民党と日本維新の会が議席を伸ばしたことが背景にある。政府は年内に安全保障関連3文書を改定する方針だが、「敵基地攻撃」は与党内で温度差があることも浮き彫りになった。
朝日新聞社と東京大学・谷口将紀研究室の共同調査で、参院の新勢力248人のうち回答した計200人を分析した。防衛力強化は「賛成」から「反対」までの5段階で尋ねた(13、16年は非改選議員除く)。全体では賛成派73%で前回19年47%から大幅増だった。
「敵基地攻撃」公明は反対派54%
政党別では、自民が初めて賛…
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