JR四国の普通回数券、JR西区間も9月末で販売終了

福家司
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 JR四国は、快速「マリンライナー」が走る瀬戸大橋線の高松―岡山間などJR西日本とまたがる区間の普通回数券の販売を、9月末で終了すると発表した。代替の割引措置はないという。

 JR四国は自社で完結する全区間の普通回数券の販売も9月末で終了すると6月16日に発表。JR西日本も自社で完結する全区間とJR他社とまたがる区間で、普通回数券の販売を9月末で終了すると6月29日に発表した。

 普通回数券は10枚分の料金で11枚の乗車券が使え、有効期間は3カ月。JR四国によると、厳しい経営環境や発売枚数の減少が新型コロナウイルスの影響で加速したため、JR西日本と調整していた。

 普通回数券をめぐっては、JR九州が昨年6月末で終了し、JR東日本JR東海も今年9月末で終了を予定している。

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