第5回自民、非核三原則堅持の賛成派が過去最低に ウクライナ侵攻が影響か
核兵器を「持たず」「つくらず」「持ち込ませず」の非核三原則の堅持について参院選候補者に尋ねたところ、自民党で賛成派が初めて7割を切り、同じ質問を始めた2007年以降で最低となった。岸田文雄首相は「核なき世界」をめざすとするが、ロシアのウクライナ侵攻で核の脅威が再確認されたことが党内に影響しているとみられる。
朝日新聞社と東京大学・谷口将紀研究室の共同調査でわかった。候補者545人中、公示の6月22日までに回答した512人を分析した。回答率は94%。
調査では、非核三原則の堅持…