特急「南風」50周年 JR高知駅で記念の幕の内弁当販売へ
福家司
JR四国の特急「南風」の運転開始50周年を記念して、高知駅構内の売店で24日から12月25日まで、「特急南風幕の内弁当」が販売される。
南風号は1972年3月、高松―中村間で運転を開始。瀬戸大橋の開通後の88年から岡山発着に変更され、現在は全列車が岡山―高知間となっている。
弁当は、登場時の181系特急型ディーゼル車から現在の2700系特急型ディーゼル車まで、歴代「南風」で使われた車両をデザインした掛け紙が付く。プラスチック製のお茶の容器や木製の弁当箱など、レトロな雰囲気にこだわっている。1、2番ホーム売店で平日5個、土日祝日10個限定。税込み1080円。予約は安藤商店(088・883・1000)。
また、かつて「南風」に使われた国鉄色のキハ185系ディーゼル車2両と2000系ディーゼル車を使い、高松―高知間を往復するツアー列車も7月9、10日に運転されるが、チケットは両日とも完売している…