第167回芥川賞・直木賞の候補作が決定 芥川賞は初の全候補女性

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 第167回芥川賞・直木賞日本文学振興会主催)の候補作が発表された。芥川賞は5人の候補者全員が女性となった。直木賞では第161回(2019年)に6候補全員が女性だったが、芥川賞の候補者全員が女性となるのは初めて。選考会は7月20日。候補作は次の通り。(敬称略、50音順)

 【芥川賞】小砂川チト「家庭用安心坑夫」(群像6月号)▽鈴木涼美「ギフテッド」(文学界6月号)▽高瀬隼子(じゅんこ)「おいしいごはんが食べられますように」(群像1月号)▽年森瑛(あきら)「N/A」(文学界5月号)▽山下紘加「あくてえ」(文芸夏季号)

 【直木賞】河﨑秋子「絞め殺しの樹」(小学館)▽窪美澄「夜に星を放つ」(文芸春秋)▽呉勝浩「爆弾」(講談社)▽永井紗耶子「女人入眼」(中央公論新社)▽深緑野分(のわき)「スタッフロール」(文芸春秋)

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