ロシア軍とウクライナ軍との間で一進一退の攻防が続く東部ドンバス地方で、ロシア軍が12日、大きく攻勢に転じたと、ウクライナのメディアが報じた。その他の地方でも攻撃を強めているという。
東部ルハンスク州セベロドネツク市の完全制圧を狙うロシア軍は、ウクライナ側が維持している化学工場「アゾト」を中心とする工業地帯に対し、激しい攻撃を加えている。ハイダイ州知事が13日、SNSの投稿で明らかにした。
アゾトには子ども40人を含む500人の住民が避難。州知事は「セベロドネツクは新たなマリウポリになりつつある。アゾトのシェルターは、マリウポリの製鉄所アゾフスターリほど頑強ではなく、住民の避難を試みている」と記した。
ロシア軍、さらに西側への侵攻狙う
ロシア軍はさらに、セベロド…
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