メキシコ大統領、米州首脳会議に不参加を表明 ホスト国の米国に痛手

有料記事

サンパウロ=軽部理人

 メキシコのロペスオブラドール大統領は6日、米ロサンゼルスで同日開幕する米州首脳会議(サミット)への不参加を表明した。同氏は、米国が会議から除外する可能性を示していたキューバなど3カ国が招待されない限り、会議には参加しないと述べていた。

 サミットでは米国やカナダ、中南米の首脳が一堂に会し、域内の課題について協議する。今回のサミットの主要な議題の一つが中南米から米国に押し寄せる移民対策だったため、多くの移民が経由するメキシコの大統領の欠席はホスト国の米国にとって痛手となる。

 米国は「民主主義の欠如」を…

この記事は有料記事です。残り242文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません