迎賓館にドレスルーム…ソウルの新観光地は大統領府 「青瓦台」開放

有料記事

ソウル=稲田清英
[PR]

 ソウルの中心市街地からも目に入る、緑の自然を背景にした鮮やかな青い瓦屋根。韓国の大統領の強大な権力の象徴と言われ、日本の歴代首相が訪れるなど数々の現代史の舞台となってきた「青瓦台(チョンワデ)」(ブルーハウス)が、5月から人気の観光スポットへと装いを変えている。

 新政権が「青瓦台、国民の懐に」として大統領府を別の場所に移転し、一般公開を始めたためだ。周辺は連日、団体で訪れる見学客を乗せたバスが行き交う。

大統領の「自宅」には美容室も

 緑にあふれた広大な敷地内に…

この記事は有料記事です。残り698文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません