迎賓館にドレスルーム…ソウルの新観光地は大統領府 「青瓦台」開放
ソウル=稲田清英
ソウルの中心市街地からも目に入る、緑の自然を背景にした鮮やかな青い瓦屋根。韓国の大統領の強大な権力の象徴と言われ、日本の歴代首相が訪れるなど数々の現代史の舞台となってきた「青瓦台(チョンワデ)」(ブルーハウス)が、5月から人気の観光スポットへと装いを変えている。
新政権が「青瓦台、国民の懐に」として大統領府を別の場所に移転し、一般公開を始めたためだ。周辺は連日、団体で訪れる見学客を乗せたバスが行き交う。
大統領の「自宅」には美容室も
緑にあふれた広大な敷地内に…