大卒就職率、2年連続で低下 ウクライナ侵攻が影響との見方も
橋本拓樹
今春に卒業した大学生の就職率(4月1日時点)は95・8%で、昨年卒に比べて0・2ポイント下がった。過去最高だった一昨年卒の98・0%から2年連続で低下した。国際情勢の悪化が、中小企業の採用に影響したとの見方もある。
厚生労働省と文部科学省が20日発表した。全国の国公立大24校と私立大38校の計4770人を抽出して調べた。就職率は、そのうち就職希望者に占める就職者の割合。東日本大震災のあった2011年3月卒が91・0%と、1997年の統計開始以来で最も低く、それ以降は一昨年卒まで上昇傾向が続いていた。
今春の大卒者の就職率を地域…
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