ことでん、3度目の京急カラー CFでラッピング、1年間予定

福家司
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 【香川】高松琴平電気鉄道(ことでん)で、関東の大手私鉄・京浜急行電鉄から譲渡された電車が京急時代の赤色にラッピングされ、今月から長尾線を走っている。ラッピングは電車愛好家のグループが資金提供して実現し、今回で3度目という。

 このグループは「ことでん貸切乗車団」。今回は、2011年に譲渡された1300形の電車2両を「リバイバルカラー」にラッピングするため、昨年末までクラウドファンディング(CF)を実施。目標の600万円を上回る969万8500円を集めた。ラッピングは1年間の予定で、6月2日まではラッピングを記念して前後にヘッドマークを掲げて運行する。

 乗車団は19年3月、CFで集めた資金で元京急の別の電車2両をラッピング。さらに20年9月にも別の2両をラッピングしたが、いずれも運行を終了している。

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