立憲と国民民主、参院選の候補者調整が難航 「比例票」獲得を優先

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横山翼 鬼原民幸

 夏の参院選で全国に32ある1人区について候補者調整を進めてきた立憲民主党と国民民主党の間で、折り合わないケースが相次いでいる。競合してでも候補者を擁立した方が、比例票の積み上げにつながると判断しているためだ。

 12日、立憲は国会内で総合選挙対策本部を開き、参院選候補者の擁立状況を確認した。国民民主と協議中だった宮崎選挙区(改選数1)は不調に終わったと報告があったという。党幹部は「向こうに調整する気がない」と漏らした。

 参院選で両党は、より勝利が…

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この記事を書いた人
鬼原民幸
政治部|首相官邸担当
専門・関心分野
国内政治、外交安全保障、社会保障政策