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2.24後の世界で
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聞き手・池田伸壹
2.24後の世界で 高須幸雄さん
ウクライナ情勢をめぐって国連の機能不全が指摘されている。日本の外交官として、また国連幹部として、長く国連の現場に身を置いてきた高須幸雄さんは、国連の存在意義が問われているとして、かつてない危機感を抱いている。世界は規範性を取り戻すことができるのか。そして、日本はそのために何ができるのかを聞いた。
――ロシアによるウクライナ侵攻で、国連は十分な手を打てていないように見えます。
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