JR西日本、1131億円の赤字 「コロナ長期化で厳しい影響」
箱谷真司
JR西日本は28日、2022年3月期決算を発表した。オミクロン株の影響などで鉄道の利用客が戻らず、純損益は1131億円の赤字(前年は2331億円の赤字)となった。赤字は2年連続。ワクチンの普及などで人の往来が戻りつつある状況を踏まえ、23年3月期は585億円の黒字を見込む。
売上高は前年比12%増の1兆311億円。運輸収入は4876億円で、全体の約半分を占めた。内訳は新幹線が27%増の2116億円、在来線が8%増の2760億円だった。
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