春を迎え「青ガエル」お目覚め 大館の「秋田犬の里」

井上潜
[PR]

 忠犬ハチ公が縁で東京・渋谷から秋田県大館市の観光交流施設「秋田犬の里」にやってきた鉄道車両「青ガエル」が、「冬眠」から目覚め、施設を訪れる人たちを出迎えている。

 その見た目から、「青ガエル」の愛称で親しまれる東急電鉄の鉄道車両。名前の由来にもなったかわいらしい緑色の姿を守るため、昨年12月から車体全体をブルーシートなどで覆われ、「冬眠」に入っていた。雪が消えて、4月8日にシートが外された。

 1954年から86年まで東急東横線などを走った「青ガエル」。車両の中では「現役時代」の活躍や、大館市にやってきた経緯などが紹介されており、「秋田犬の里」を訪れた観光客らが昭和の雰囲気が漂う車内の様子を楽しんでいた。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません