1万5千の星が1億に! プラネタリウムが一新 三重

菊地洋行
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 三重県立みえこどもの城松阪市立野町)のドームシアタープラネタリウムが23日、リニューアルオープンする。最新の投影機の導入で、見られる星の数が1万5千個から1億個以上に増えたほか、4K解像度のデジタル式プロジェクターで雲や星座を鮮やかに再現できるようになった。

 21日、内覧会があり、新たな設備や番組が一足早く公開された。抗ウイルス加工を施した座席は、220席から160席に減らして独立させ、前後の間隔を広げた。親子用ベンチシートや車いす用の昇降機、完全個室の授乳室、ベビーカー置き場も設けた。

 みえこどもの城は、1989年にオープン。直径22メートルのドームシアターは、2010年に機材が更新されたが、全面的なリニューアルは今回が初めてという。指定管理者三重こどもわかもの育成財団の福田圭司理事長は「重要機能がバージョンアップされた。皆さんをお迎えし、宇宙、天体、地球の環境問題について取り上げたい」と話した。

 料金は一般400円、小学生~高校生200円、3歳以上の幼児100円。(菊地洋行)

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