ウクライナのゼレンスキー大統領がバイデン米大統領に対し、ロシアを「テロ支援国家」に指定するよう求めたと、米紙ワシントン・ポストが報じた。
同紙は関係者の話として、13日に両首脳が電話会談した際、ゼレンスキー氏がバイデン氏に直接要望した、と伝えている。バイデン氏は具体的な行動を約束はしなかったが、ロシアへの圧力を強めるためのさまざまな提案を検討すると伝えたという。
米国のテロ支援国家の指定は、金融制裁のほか、武器輸出の禁止や経済援助の制限などが科される強い措置だ。現在、北朝鮮、イラン、シリア、キューバが指定されている。(清宮涼=ワシントン)
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