国民民主・玉木氏苦悩 「トリガー」見通し立たず 「実行力」に暗雲

 与党との政策協議を背景に「実行力」をアピールしてきた国民民主党の玉木雄一郎代表が苦悩している。野党としては異例の政府予算への賛成と引き換えに実現を求めた、ガソリン減税につながる「トリガー条項」発動の機運が急速にしぼんでいるからだ。実現しなければ、党内外の不満を一身に受けることになる。

 「我々が思っているものには達していない」

 玉木氏は12日の記者会見で政策協議の現状をそう語った。トリガー発動は国民民主と公明が検討を求め、自民は否定的だった。

 8日の3党政策協議後に国民…

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