京都府知事選と同じ10日に投開票された府議補選(京都市北区、被選挙数1)で、維新新顔で自動車整備会社員の畑本義允氏(38)が自民、立憲、共産の3候補を破り、初当選を決めた。
同補選は、自民の元府議が公職選挙法違反(買収約束)の疑いで書類送検され、辞職したことにともない実施された。
自民、立憲、維新、共産の4党がそれぞれ候補者を擁立し、今夏の参院選の前哨戦とも見られていた。畑本氏は得票率約32%で、次点の自民新顔らを破った。
開票結果は得票順に、畑本氏1万1161票▽自民新顔の津田裕也氏9412票▽共産新顔の福田陽介氏8124票▽立憲元職の松井陽子氏6305票。投票率は39・57%。
維新は昨年10月の衆院選で…
【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら
- 【視点】
京都の政治状況には、特殊な地域事情があります。まず、共産党が強固な地盤を持っています。この補選の得票数をみても、立憲より多くの票数を獲得し、自民に肉薄しています。だったら野党共闘で立憲・共産が組めないのかという考えもできそうですが、同日にお
…続きを読む