新人議員も格差社会 維新・藤巻氏は資産4億円超、3割は資産ゼロ

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白見はる菜
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 昨年の衆院選では、参院からの転身を含め97人の新人議員が誕生した。今回公開された報告書から新人議員のみを分析すると、1億円超えは3人で、うち2人は全体のトップ20位に入った。政党別で平均資産額をみると、日本維新の会がトップ。一方で、約3割が「資産ゼロ」とした。

 新人の平均資産額は1864万円で、18年の2036万円を下回った。ただ、維新の藤巻健太氏(比例南関東ブロック)が最多の4億2897万円を報告し、全体の4位に入った。

 藤巻氏はみずほコーポレート銀行や参院議員公設秘書などを経て、昨年千葉6区から立候補。比例で復活当選した。東京都目黒区や文京区の一等地、静岡県伊東市に延べ1322平方メートルの不動産を報告。4億2897万円は土地の課税標準額が占めた。藤巻氏は取材に「銀行員のときの蓄えや親族からの相続をもとに不動産を購入し、運用している」と説明した。

 自民の塩崎恭久・元官房長官

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